基本情報

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山手 丈至

Yamate Jyoji

ヤマテ ジョウジ


所属組織

獣医系

職名

教授

メールアドレス

メールアドレス

ホームページ

http://www.vet.osakafu-u.ac.jp/path/path.html

担当学部等 【 表示 / 非表示

  • 生命環境科学域

  • 生命環境科学研究科・生命環境科学部

  • 研究推進機構

研究分野 【 表示 / 非表示

  • 獣医学

研究テーマ 【 表示 / 非表示

  • DAMPs-オートファジー‐マクロファージの相互関連に基づいた肝疾患の基盤研究

  • M1/M2マクロファージ分極化に基づいた肝毒性の基盤研究

  • マクロファージと筋線維芽細胞を基軸とした線維化の病理発生

  • ラット腫瘍モデルの確立と病態生理学的研究に向けた応用性の探索

  • 哺乳動物のマクロファージ群の発生・分化・機能の多様性に関する研究

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研究内容 【 表示 / 非表示

  • (概要)癌を克服するために抗癌剤の開発は重要である。F344ラットに自然発生する腫瘍から正常な免疫機能を有する同系ラットに移植可能な様々な特性を示すユニークな腫瘍モデル(12種)を確立し、さらにそれら腫瘍からクローン培養株を誘導することで、ヒト同等腫瘍の細胞特性の解明や抗癌剤の評価に有用な実験系を開発している。また、クローン細胞を抗原として新奇の体性幹細胞認識抗体(A3)の作製に成功し、幹細胞の病理学的な役割を追究する研究を進めている。

    (キーワード) 可移植腫瘍,病態解明,細胞生物学,抗癌剤,ラット

    (関連する産業分野)製薬企業20

  • (概要)年間約1000例の生検と剖検の材料を病理学的に検査している。対象動物は、コンパニオンアニマルとしての犬や猫、またはウサギやハムスターなどのエキゾチック動物、さらには、動物園や水族館からの魚を含めた動物園動物である。これらの動物の病理学的な検査において、感染症、中毒症、腫瘍性病変など、多様な疾病がみられる。動物の病理診断を通じ、臨床現場に情報を還元することで、より精度の高い診断学の確立を目指す。

    (キーワード) 病理診断学,犬,猫,獣医腫瘍学,臨床獣医学

    (関連する産業分野)動物病院95,製薬企業20

  • (概要)線維化は組織傷害後に生じる修復機転である。しかし、過度の線維化(難治性線維化)が実質臓器に生じると個体に死を招来する。肝硬変と萎縮腎の難治性線維化モデルの作製に成功し、線維化には「組織傷害に反応するマクロファージ⇒線維原性因子の産生⇒筋線維芽細胞の誘導⇒膠原線維の異常蓄積」の一連の病理発生機序を明らかにした。また、筋線維芽細胞はα-平滑筋アクチンなどの細胞骨格を特異的に発現し、その由来は、既存の線維芽細胞や体性幹細胞、肝線維化では肝星細胞、腎線維化では尿細管の「上皮‐間葉転換」を介して形成されることを明らかにした。難治性線維化の有効な治療薬開発に資する基礎研究に貢献している。

    (キーワード) 線維化,筋線維芽細胞,マクロファージ,ラット,上皮-間葉転換(EMT)

    (関連する産業分野)製薬企業20

  • (概要)新技術を駆使した毒性発現メカニズムの解明は重要である。出現するマクロファージの機能特性をCD68/MHC クラスII発現のM1型とCD163/CD204発現のM2型で評価することで、新たな肝毒性の評価手法を見出した(M1/M2マクロファージ分極化)。さらに、肝、腎、心筋、膵、網膜、脳や卵巣などの毒性評価を行う上でGenChip網羅的遺伝子発現解析手法の構築や、初期毒性変化を検出するmiRNAバイオマーカーの探索を行い、毒性評価データの緻密化に繋がる研究に貢献している。この成果と手法は、共同研究を進めてきた製薬企業において繁用され始めている。

    (キーワード) マクロファージ,病態解明,毒性病理学,比較病理学,難治性疾患

    (関連する産業分野)製薬企業20

  • (概要)体性幹細胞はMuse 細胞とも称され、iPS 細胞と同様に多分化能があり傷害組織の再生に係るとされる。腎線維化において、傷害後の再生上皮が間葉系細胞、特に膠原線維を産生する筋線維芽細胞に転換(上皮‐間葉転換:EMT)し、線維化の増悪に係ることを明らにした。このEMT には上皮系と間葉系の双方に分化し得る体性幹細胞が関与すると考えている。しかし、EMT 現象の全貌は解明されていない。本研究の目的は、腎に加え、ラットの肝、膵、皮膚、腸に線維化病変を作出し、異常な修復機転であるEMT の病態を臓器横断的に比較解析し、さらに体性幹細胞を認識する新規抗体A3(申請者開発)を用い胎子発生過程との関連でEMT が係る線維化の増悪メカニズムを分子から細胞レベルで解明することである。肝硬変や萎縮腎などは難治性線維化であり、患者数が多く、治療法は確立されていない。この研究は「EMT 幹細胞学説」の構築に繋がり、線維化の治療法探索に資する。

    (キーワード) 上皮ー間葉転換,多能性幹細胞,再生医療,幹細胞認識抗体,ラットモデル

    (関連する産業分野)製薬企業20

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取得学位 【 表示 / 非表示

  • 修士(農学)

  • 博士(農学)

所属学会 【 表示 / 非表示

  • 日本獣医学会

  • 日本病理学会

  • 日本毒性病理学会

  • 日本獣医病理学専門家協会

  • 日本毒性病理学専門家協会

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受賞 【 表示 / 非表示

  • 社団法人日本獣医師会,1979年03月,学業優秀成績表彰

  • 日本獣医学会賞(第88号),2000年04月,日本獣医学会

  • 最優秀論文賞(J. Toxicol. Pathol.):指導院生の論文賞:Macrophage Populations, Myofibroblastic Cells, and Extracellular Matrix Accumulation in Chronically-Developing Rat Liver Cirrhosis Induced by Repeated Injection of Thioacetamide.Mika Ide, Jyoji Yamate*, Yuko Machida, Osamu Sawamoto, Masako Nakanishi, Mitsuru Kuwamura, Takao Kotani and Sadashige Sakuma.,2003年01月,日本毒性病理学会

  • Arther Wills Visiting Professorship,2008年06月,カナダグエルフ大学

  • 第37回日本トキシコロジー学会 学術年会:指導院生の発表賞:ラット黄体に病理学的変化をもたらす化学物質の卵巣毒性解析。武田 賢和,吉田 緑,井上 薫,高橋 美和,坂本 洋平,渡辺 元,田谷 一善,山手 丈至,西川 秋佳,2010年06月,日本トキシコロジー学会

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研究シーズ 【 表示 / 非表示

  • ラットの可移植性腫瘍株の確立、並びに病態生理学的研究に向けた応用性の探索

  • 動物病理学、特に犬・猫の病理診断学の確立

  • 未分化間葉系幹細胞の分化様式の解明と、間葉系細胞の病変形成への機能的役割の解明

  • 肝・腎線維化ラットモデルの確立とその病理発生の解明

著書 【 表示 / 非表示

  • Boorman’s Pathology of the Rat Second Edition:Section VI 19. The Skin and Subcutis,Elsevier,2018年01月,未設定,Andrew W. Suttie, others: 分担執筆

  • 動物病理カラーアトラス 第2版,文英堂出版,2018年01月,共著,日本獣医病理学会 編

  • 新 毒性病理組織学,西村書店,2017年03月,共著,日本毒性病理学会 編

  • 肉の機能と化学:食物と健康の化学シリーズ,朝倉書店,2015年04月,共著,松石昌典、他14名

  • 動物病理学総論 第3版,文英堂出版,2013年04月,共著,日本獣医病理学会 編

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論文 【 表示 / 非表示

  • Participation of Somatic Stem Cells, Recognized by a Unique A3 Antibody, in Mucosal Epithelial Regeneration in Dextran Sulfate Sodium (DSS)-Induced Rat Colonic Lesions.,Toxicol Pathol. 2020 Mar 3:192623320906817. doi: 10.1177/0192623320906817.,2020年03月,Nishina H, Katou-Ichikawa C, Kuramochi M, Izawa T, Kuwamura M, Yamate J.

  • Carboxyl-, sulfonyl-, and phosphate-terminal dendrimers as a nanoplatform with lymph node targeting.,Int J Pharm. 25;576:119021.,2020年02月,Nishimoto Y, Nagashima S, Nakajima K, Ohira T, Sato T, Izawa T, Yamate J, Higashikawa K, Kuge Y, Ogawa M, Kojima C.

  • Diffuse leiomyomatosis with circumferential thickening of the gastrointestinal wall, resembling human diffuse leiomyomatosis, in a young miniature dachshund.,J Vet Med Sci. ,2020年02月,Kuramochi M, Izawa T, Mori M, Shimamura S, Shimada T, Kuwamura M, Yamate J.

  • Characterization of Macrophages and Myofibroblasts Appearing in Dibutyltin Dichloride-Induced Rat Pancreatic Fibrosis.,Toxicol Pathol. 2020 Jan 3:192623319893310.,2020年01月,Hashimoto A, Karim MR, Kuramochi M, Izawa T, Kuwamura M, Yamate J.

  • Pathological characteristics of Ccdc85c knockout rats: a rat model of genetic hydrocephalus.,Exp Anim. ,2020年01月,Konishi S, Tanaka N, Mashimo T, Yamamoto T, Sakuma T, Kaneko T, Tanaka M, Izawa T, Yamate J, Kuwamura M

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授業担当科目 【 表示 / 非表示

  • 初年次ゼミナール【生命体の不思議を科学する】

  • 卒業研究

  • 獣医病理学A

  • 獣医病理学B

  • 生命環境科学入門

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委員会参画 【 表示 / 非表示

  • 2018年度,公益財団法人 大学基準協会,獣医学教育評価委員会委員

  • 2018年度,公益財団法人 大学基準協会,平成30年度獣医学教育評価委員会 獣医学教育評価第2分科会主査

  • 2018年度,独立行政法人 日本学術振興会,科学研究費委員会専門委員

  • 2016年度,公益財団法人 大学基準協会,獣医学教育評価委員会委員

  • 2016年度,医療法人徳洲会 野崎徳洲会病院,動物実験委員会 外部委員

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出前講義 ⇒ 出前講義一覧へ 【 表示 / 非表示

  • 分野1 : 細胞・組織・生体

    分野2 : 動物・植物・バイオ

    タイトル : 体の掃除屋、マクロファージの話 ―多細胞生物の神秘にせまる―

  • 分野1 : 医療・看護・リハビリ・獣医学

    分野2 : 細胞・組織・生体

    タイトル : 創傷治癒のメカニズム ―なぜ、ケガが治るのか?―

  • 分野1 : その他

    タイトル : 創傷治癒のメカニズム:- なぜ、ケガが治るのか?-:- ケガから学ぶ生命の神秘と科学の醍醐味 -

  • 分野1 : 医療・看護・リハビリ・獣医学

    分野2 : 細胞・組織・生体

    タイトル : 線維化(肝硬変・萎縮腎)の病理発生機序 ―その最近の話題―

  • 分野1 : 医療・看護・リハビリ・獣医学

    分野2 : 動物・植物・バイオ

    タイトル : 身近な獣医学 -細胞の正常と異常とは?-

    概要 : 獣医学は様々な動物の病気を診断し、治療し、そして予防することを目指す応用動物学です。それは動物の体を作る細胞の「正常と異常」を理解することから始まります。「正常と異常」、生物においてこれは何を意味しているか?獣医学が身近になります。

    キーワード : 獣医学, 正常, 異常

公開講座等 【 表示 / 非表示

  • 2018年度,その他公開講座,第44回アカデミックカフェ「病を科学する」

  • 2016年度,出張講義,身近な獣医学 -細胞の正常と異常とは?-

  • 2013年度,教員免許状更新講習,F14 ヒトの健康と動物の病気

  • 2012年度,夢ナビライブ2012 in OSAKA

  • 2012年度,模擬授業,西宮市立西宮東高等学校「進路セミナー」

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